坂の上の雲ミュージアム①

11月11日(日)である。松山市に、今年4月28日にオープンした「坂の上の雲ミョージアム」に出かける。「坂の上の雲ミュージアム」入館者が11月4日にオープンから約半年で10万人を突破したという。

「坂の上の雲」は、司馬遼太郎の小説で、前半は秋山好古、秋山真之の兄弟と、正岡子規の3人を主人公に、松山出身の彼らが明治という近代日本の勃興期をいかに生きたかを描く青春群像小説で、後半は日露戦争自体を描いて行く。司馬遼太郎の作品の中で最も好きな作品である。NHKで、「21世紀スペシャル大河ドラマ」として、大河ドラマとは別枠で、2009年から2011年にかけて、放送されることが決定した。

坂の上の雲ミュージアムの外観を見て、もしやこれも安藤忠雄の設計かと、すぐ分かった。

坂の上の雲ミュージアム外観


玄関

司馬遼太郎にかかる記念館は、今まで2箇所訪れている。いずれも、このブログで紹介している。１つは、東大阪にある司馬遼太郎記念館である。もう１つは、姫路文学館別館司馬遼太郎記念室である。3つとも、安藤忠雄設計である。

展示の内容は、小説に描かれた主人公３人の足跡や明治という時代に関する展示が中心である。
展示を見ると同時に、安藤忠雄設計の建物自体を味わうのも、楽しみの１つである。

入口へのアプローチ

書棚と机のあるスペース
この机に座って、ゆっくり司馬遼太郎の作品を味わうことが出来る。また、パソコン・コーナーもあり、坂の上の雲に関するデータを見ることも出来る。

通路
壁が斜めになっているので、写真も撮りにくかった。

階段
この階段は、吊り階段になっているので、大勢乗ると揺れる。

変わった展示室

坂の上の雲ミュージアム

(続く)

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)

• 作者: 司馬 遼太郎
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 1999/01
• メディア: 文庫

坂の上の雲〈3〉 (文春文庫)

• 作者: 司馬 遼太郎
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 1999/01
• メディア: 文庫

坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)

• 作者: 司馬 遼太郎
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 1999/01
• メディア: 文庫

坂の上の雲〈4〉 (文春文庫)

• 作者: 司馬 遼太郎
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 1999/01
• メディア: 文庫

坂の上の雲〈5〉 (文春文庫)

• 作者: 司馬 遼太郎
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 1999/02
• メディア: 文庫

坂の上の雲〈6〉 (文春文庫)

• 作者: 司馬 遼太郎
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 1999/02
• メディア: 文庫

坂の上の雲〈7〉 (文春文庫)

• 作者: 司馬 遼太郎
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 1999/02
• メディア: 文庫

坂の上の雲〈8〉 (文春文庫)

• 作者: 司馬 遼太郎
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 1999/02
• メディア: 文庫

コメント 8

「坂の上の雲ミュージアム」ができているのですか。機会があればいってみたいなあ。
私は司馬さんの作品、なかでも「坂の上の雲」に惹かれ、通勤電車の中で読みふけりました。おかげで乗り越したこともあります。
三十数年も前のことです。
by (2007-11-20 00:45) 

道後温泉の近くにある秋山兄弟のお墓に行ったことがあります。機会があれば訪ねてみたいですね。
by Silvermac (2007-11-20 10:44) 

皇国ノ興廃コノ一戦ニアリ、ですね。三回読みました。少しオタクです。
ここには行ってみたいものです。
by (2007-11-20 17:55) 

はまひるがおさん
私もこの作品大好きです。
by マイケル (2007-11-20 21:45) 

SilverMac さん
秋山兄弟のお墓には行ったことありません。
by マイケル (2007-11-20 21:46) 

STEALTHさん
私は一回とちょっとですね。
by マイケル (2007-11-20 21:47) 

なるほど、安藤忠雄ワールドですね。結構好きです。
司馬さんの「坂の上の雲」を読もうかなと思ったら、すごく
沢山あるのですね。ひるみました^_^;
by ミモザ (2007-11-21 23:07) 

なっちのママさん
読み始めたら止まりませんよ。
by マイケル (2007-11-23 08:15)