丸亀城① 一の門・見返り坂

日本100名城スタンプラリーをしている。
ここのところ、お天気が悪かったり、寒かったりで、土日も家の中で過ごすことが多かったが、久しぶりに外出することにした。
レンタカーを借りて、四国八十八ヶ所巡りの続きをするか、近くのお城でも行くか、迷ったが、午前中は昨夜のアルコールが残っている気がしたので、バスないし電車で、丸亀城を見に行くことにした。時間より、お金を優先して、高速バスで高松まで行き、そこからJRに乗り換えて、丸亀駅まで行くことにした。四国は、公共交通機関が不便だ。

10時過ぎに家を出たが、丸亀に着いたのは、1時過ぎだ。初めて訪れる地だ。私の生まれ故郷が、海を隔てた瀬戸内海の反対側にあると考えると感慨深い。

丸亀城は、駅から15分ほど南に歩いたところにある。商店街を歩いていくが、土曜日なのに、半分以上シャッターが閉まっている。

お城をイメージした電話ボックスがあった。丸亀城は、丸亀市の観光の目玉だ。

電話ボックス

お城は、駅のホームからも、見えていたが、立派な石垣のみ目立って、天守閣は小ぶりだ。

天守閣

内堀

丸亀城は、別名亀山城、または蓬莱城ともいう。今や全国に12箇所しか現存していない、江戸時代以前に建造された天守を有する城郭の一つである（現存天守、国の重要文化財）。
城の形式は輪郭式平山城。丸亀市街地の南部に位置する亀山（標高66m）を利用し、日本一高い60mの石垣が扇の勾配と云われる手法で組まれている。縄張りはほぼ四角形で亀山の廻りは堀（内堀）に囲まれている。

丸亀城外観（大手二の門より）城全域は国の史跡に指定されており亀山公園となっている。天守のほかに大手一の門・大手二の門・御殿表門・番所・長屋が現存しており、天守・大手一の門・大手二の門は国の重要文化財に指定されている。

2004年4月1日（以後7年間募集予定）より、丸亀市では「隅櫓・多聞」の復元を目指し、これらの建物が完全復元できる古写真を1,000万円の懸賞金を掛けて収集している。

大手二の門(内側から)

大手一の門
大手一の門は、寛文10年（1670）に建築され、藩士が太鼓を打ち、刻（とき）を知らせていたことから”太鼓門”とも呼ばれている。

天守閣を見上げる。

一の門から天守に向かって登る坂を、見返り坂という。傾斜が急で、時々立ち止まって振り返りたくなることから、いつしかそう呼ばれるようになった。

内堀から天守閣へ向け、４層に重ねられた丸亀城の石垣は、高さにして約60メートル、日本一の高さを誇る。また、扇の勾配で知られる美しい曲線は、丸亀城の美を代表する石の芸術品といっていい。

石垣

天守に向かう急な坂

(続く)

丸亀城

よみがえる日本の城 (13) (歴史群像シリーズ)

• 作者:
• 出版社/メーカー: 学研
• 発売日: 2005/02
• メディア: ムック

タグ：城 日本100名城

コメント 12

立派な電話ボックスですね！
でも今時 電話ボックス使う人はいなそうですね…＾＾；
by ひろきん (2008-01-28 09:27) 

やはり電話ボックスに目がいきます。
屋根は何でできてるんだろう？
by umiko (2008-01-28 09:33) 

りっぱな城壁ですねぇ
天守閣もいいですぅ
時代劇の撮影が出来そうですｗ
by ももず (2008-01-28 16:25) 

お金がかかった公衆電話ですね。
by Silvermac (2008-01-28 20:17) 

なかなかよい旅をされていらっしゃいます。
私も旅に出たくなりました。
１０００万円の懸賞金ですか、
何でも撮って置くものですね。
by 寂光 (2008-01-28 21:50) 

ひろきんさん
確かに電話ボックス見ないですね。
by マイケル (2008-01-29 22:15) 

umikoさん
目立ちますね。
by マイケル (2008-01-29 22:16) 

ももずさん
時代劇は、姫路城とか彦根城が使われています。
by マイケル (2008-01-29 22:18) 

SilverMacさん
単なる電話ボックスではないようですね。
by マイケル (2008-01-29 22:18) 

寂光さん
古い写真、大事にしたいですね。
by マイケル (2008-01-29 22:19) 

ここの石垣は凄いですね。お邪魔したことがありませんが、写真を拝見する度に思いますよ。。
by (2008-01-30 19:33) 

水郷楽人さん
そうなんでしょうね。
私にはわかりませんが。
by マイケル (2008-01-30 21:20)