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第60番 横峰寺 [四国八十八ヶ所めぐり]

4月11日(土)、天気は良好。八十八ヵ所巡り再開である。

この日は最大の難所、遍路ころがし中の遍路ころがし、第60番札所横峰寺を目指すことにした。

石鎚山の中腹にあるこのお寺、レンタカーを借りて、山道を行くが、行けども行けども細い山道が続いている。

〇〇m先から有料道路ですとカーナビの案内が入る。200~300円取られるのかなあと覚悟して、料金所の前で止まる。料金表を見ると、何と1,800円とある。「1,800円です」と声をかける料金所のおじさんに対して、思わず「えぇ~。1,800円」と声に出してしまった。それでも、今更引き返す分けにも行かず、渋々お金を払って、ゲートをくぐる。有料道路といっても、今までと少しも変わらない山道である。これほど内容の伴わない高い通行料を払ったのは初めてだ。

それでも、行けども行けども、目的地に到着しない。車でさえ、これだけ登らなければならないのだ。歩き遍路の人は一日でお寺まで辿り着くことが出来るのか。

狭い山道を、下りの車とぎりぎりすれ違いながら、ようやくお寺の駐車場に着くことが出来た。かなりの標高だろう。

ちょうど駐車場の桜が満開だった。

駐車場.jpg
駐車場の桜.jpg
駐車場の桜

お寺の境内には、駐車場から、逆に下ることになる。桜の花を眺めながら、細い道を下っていく。鶯の鳴き声が聞こえるが、姿を捉えることは出来ない。




携帯のムービーなので、画像は不鮮明だが、鶯が鳴いていることだけは分かると思う。

お寺は、谷合にある。


名称  石鎚山 横峰寺
宗派  真言宗御室派
本尊  大日如来
住所  愛媛県西条市小松町石鎚2253
ご詠歌    たてよこに みねややまへに てらたてて
          あまねくひとを すくぶものかな



横峰寺



白雉2年(651)に役小角が星が森で修行中、石鎚山上に蔵王権現が現われたので、その尊像を刻 んだのが始めといわれる。後に行基が大日如来像を刻み、その胎内に役小角の小像を納め、本尊として堂守に安置した。その後大同年間(806‐09)弘法大師はこの寺に止まられ、42才厄除けの星供の法を納め、堂宇を 整えした。  その後、神仏習合によって山岳信仰の石槌山の別当寺となっていたが、明治初年の廃仏毀釈の折に寺号をのぞき石鎚神社・横峰社となったが、明治42年に信者の助力によって横峰寺として独立再興した。

境内.jpg
境内

左手に大師堂がある。

大師堂横峰.jpg
大師堂

大師像.jpg
大師像

鐘楼.jpg
鐘楼

お地蔵.jpg
お地蔵さん

横峰寺本堂.jpg
本堂.jpg
本堂

狛犬.jpg
狛犬2.jpg
本堂前の狛犬


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コメント 2

SilverMac

有料道路料金1800円、御利益がありますよ。( ・_・;)
by SilverMac (2009-04-27 22:40) 

マイケル

SilverMac さん
ものは思いようですね。
by マイケル (2009-04-29 17:43) 

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