阿波十郎兵衛屋敷再訪 [その他観光・レジャー]
家内と二人で阿波十郎兵衛屋敷を訪れる。これもミュージアム88カードラリーin四国の一環だ。
市内からは車で15分程度だ。今度は、11時の人形浄瑠璃の上演に合わせての訪問だ。
阿波十郎兵衛屋敷では、毎日人形浄瑠璃が午前と午後の2回上演されているのだ。ただし、演目は傾城阿波の鳴門のみだ。
阿波十郎兵衛屋敷
阿波十郎兵衛屋敷は、人形浄瑠璃「傾城阿波の鳴門」のモデルである板東十郎兵衛の屋敷跡である。
徳川家綱の時代、他国米(肥後米)輸入の監視役を務めていた十郎兵衛と輸送する船頭との間でいさかいが起こる。肥後米の一俵と阿波の一俵は換算が違うため、船頭が差額の米を収入にすることができた。しかし十郎兵衛はそれを認めない。この一件が他国米輸入を認めない幕府の耳に入れば、25万7千石の徳島藩の浮沈にかかわる。そこで十郎兵衛一人の責任にして罪状も明らかにされないまま元禄11(1698)年に処刑されてしまう。処刑から70年後、彼の悲運を元に創作されたのが「傾城阿波の鳴門」である。
中庭のお弓とお鶴の銅像
映画「眉山」のロケ地にもなっている。
鶴亀の庭
母屋の座敷
そして、いよいよ「傾城阿波の鳴門」の上演開始である。
女性が太夫を務めている。甲高い声に少し違和感を覚える。
何度も見た演目であるが、話が進むにつれ、胸がジーンとなり、目頭が熱くなる。
最後に人形と記念写真を撮ってくれるところがいい。
(続く)
市内からは車で15分程度だ。今度は、11時の人形浄瑠璃の上演に合わせての訪問だ。
阿波十郎兵衛屋敷では、毎日人形浄瑠璃が午前と午後の2回上演されているのだ。ただし、演目は傾城阿波の鳴門のみだ。
阿波十郎兵衛屋敷
阿波十郎兵衛屋敷は、人形浄瑠璃「傾城阿波の鳴門」のモデルである板東十郎兵衛の屋敷跡である。
徳川家綱の時代、他国米(肥後米)輸入の監視役を務めていた十郎兵衛と輸送する船頭との間でいさかいが起こる。肥後米の一俵と阿波の一俵は換算が違うため、船頭が差額の米を収入にすることができた。しかし十郎兵衛はそれを認めない。この一件が他国米輸入を認めない幕府の耳に入れば、25万7千石の徳島藩の浮沈にかかわる。そこで十郎兵衛一人の責任にして罪状も明らかにされないまま元禄11(1698)年に処刑されてしまう。処刑から70年後、彼の悲運を元に創作されたのが「傾城阿波の鳴門」である。
中庭のお弓とお鶴の銅像
映画「眉山」のロケ地にもなっている。
鶴亀の庭
母屋の座敷
そして、いよいよ「傾城阿波の鳴門」の上演開始である。
女性が太夫を務めている。甲高い声に少し違和感を覚える。
何度も見た演目であるが、話が進むにつれ、胸がジーンとなり、目頭が熱くなる。
最後に人形と記念写真を撮ってくれるところがいい。
(続く)
阿波十郎兵衛の人形浄瑠璃の名前は知っていますが、背景は知りませんでした。
by SilverMac (2009-07-06 05:53)
近ければ行ってみたい場所ですね、母屋も最高です。
by ばん (2009-07-06 12:12)
お庭の松が太くてすごいですね。
人形浄瑠璃、知らない世界ですね。一度見てみたいです。
by ノリパ (2009-07-06 22:22)
とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
by 封筒の書き方 (2014-09-05 10:31)