私の本棚 [その他読書]
ブクログは、ユーザー数15万、登録アイテム数900万を超す、日本最大級の本棚コミュニティである。 ブクログでは、ウェブ上の仮想本棚で書籍やCDを管理したり、レビューを書いたり、他のユーザーのレビューを見たりすることが出来る。
自分の本棚を公開することが出来る。
私が、これはいいなと思ったのは、自分の蔵書が管理出来るなあと思ったからだ。
サイドバーに私の本棚というブログパーツを作ったので、覗いて見て欲しい。一度に登録は出来ないが、徐々に蔵書と合わせて、映画のDVDも登録して行く予定である。
ブログパーツ
今年の記事の投稿はこれが最後です。皆さん、今年は大変お世話になりました。毎日ブログを更新するのが、目標でしたが、仕事の都合で思うように行きませんでした。コメントして下さった方にも思ったように返事が書けなくて、失礼しています。
来年は不景気でなかなか厳しい年になりそうですが、個々の力でいい年にして行きましょう。
2008年書籍年間ベストセラー [その他読書]
ベスト10どころか、ベスト20まで、全く読んでいないのに驚いた。
1 ハリー・ポッターと死の秘宝 J.K.ローリング 松岡佑子 訳 静山社
2 夢をかなえるゾウ 水野敬也 飛鳥新社
3 B型自分の説明書 Jamais Jamais 文芸社
4 O型自分の説明書 Jamais Jamais 文芸社
5 A型自分の説明書 Jamais Jamais 文芸社
6 ホームレス中学生 田村 裕 ワニブックス
7 女性の品格 装いから生き方まで 坂東眞理子 PHP研究所
8 親の品格 坂東眞理子 PHP研究所
9 AB型自分の説明書 Jamais Jamais 文芸社
10 脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」 茂木健一郎 PHP研究所
11 新・人間革命(18)新・人間革命(19) 池田大作 聖教新聞社
12 流星の絆 東野圭吾 講談社
13 悩む力 姜尚中 集英社
14 おつまみ横丁 すぐにおいしい酒の肴185 編集工房桃庵 編 池田書店
15 おひとりさまの老後 上野千鶴子 法研
16 余命1ケ月の花嫁 TBS「イブニング・ファイブ」 編 マガジンハウス
17 徳間アニメ絵本 崖の上のポニョ 宮崎 駿 原作・脚本・監督 徳間書店
18 1分骨盤ダイエット すぐに!確実に!キレイにやせる! 大庭史榔 三笠書房
19 生命の法 真実の人生を生き切るには 大川隆法 幸福の科学出版
20 上地雄輔物語 上地雄輔 ワニブックス
2007年 年間ベストセラー [その他読書]
2007年 年間ベストセラー発表
~「女性の品格」が総合第1位に~
株式会社トーハンは、2007年年間ベストセラー(集計期間=2006年12月~2007年11月)を発表した。集計ジャンルは総合、単行本(文芸/ノンフィクション他/ビジネス/ゲーム関連書)、新書(ノベルス/ノンフィクション)、全集の4部門8分野である。以下総合のベスト20を紹介する。
〈総合〉
1 女性の品格 装いから生き方まで
2 ホームレス中学生
3 鈍感力
4 日本人のしきたり
日本人のしきたり―正月行事、豆まき、大安吉日、厄年…に込められた知恵と心 (プレイブックス・インテリジェンス)
- 作者: 飯倉 晴武
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2003/01
- メディア: 新書
5 新・人間革命(17)
6 田中宥久子の造顔マッサージ
7 ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説 信じるか信じないかはあなた次第
ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説―信じるか信じないかはあなた次第
- 作者: 関 暁夫
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2006/11
- メディア: 単行本
8 ポケットモンスター ダイヤモンド・パール 公式全国大図鑑
9 ポケットモンスター ダイヤモンド・パール 公式ぜんこく図鑑完成ガイド
ポケットモンスターダイヤモンド・パール公式ぜんこく図鑑完成ガイド (メディアファクトリーのポケモンガイド)
- 作者:
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2006/12/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
10 恋空 切ナイ恋物語 (上) (下)
11 国家の品格
12 赤い糸 (上)(下)
13 君空 ‘koizora’another story
14 一瞬の風になれ (1)(2)(3)
15 もしもキミが。
16 ポケットモンスターダイヤモンド ポケットモンスターパール パーフェクトクリアBook
ポケットモンスターダイヤモンド・ポケットモンスターパールパーフェクトクリアBook—全国ずかん完成&殿堂入り後の冒険&最新バトル講座
- 作者:
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2006/12
- メディア: 単行本
17 いつまでもデブと思うなよ
18 生物と無生物のあいだ
19 世界の日本人ジョーク集
20 「1日30分」を続けなさい! 人生勝利の勉強法55
ベスト20の内、読んだことがあるのは、11位「国家の品格」、18位「生物と無生物のあいだ」、19位「世界の日本人ジョーク集」だけである。
「国家の品格」はロングセラーでもある。昨年は1位だったと思う。
ベスト10内の本は全く読んでいないのは、意外である。
第14位の「一瞬の風になれ (1)(2)(3)」は、BS2で日曜日にやっている「週刊プ゛ックレビュー」で紹介されていたので、興味は持っているが、文庫本になってから買おうと思っている。
第1位の「女性の品格」は「国家の品格」の二番煎じみたいで読む気が起こらない。
もっといい本が発売になっていると思うが、ベスト20に入っていないのは、残念である。
細雪 [その他読書]
人は見た目が9割 [その他読書]
最近新書ブームなのか、新書のベストセラーが多い。新たに新書を発刊する出版社もある。
ページ数も200ページ以内なので、すぐ読めるというのもあるだろう。また、題名も人を惹きつけるものが多い。本書もその一つかもしれない。
しかし、実際に読んで見ると、題名を見て想像していたものと著しく異なっているのだ。
「人は見た目が9割」というと、人の外観とか容姿・容貌のことを言っているのかと思ってしまう。しかし、実際は、「ノンバーバル・コミュニケーション(言葉以外の伝達)」のことを言っている。著者の紹介文を読んでも、何をしている人なのかよく分からないが、本文をよく読んで見ると、演劇や漫画に関わっている人だということが初めて分かる。
演劇の世界や漫画の世界では、言葉以外の部分での表現方法が大きい。現実世界でも、言葉自体は7%しか情報を伝えていないのだ。言葉以外の部分では顔の表情が55%、声の質・大きさ・テンポが38%だ。確かにそうだと思う。
ノンバーバル・コミュニケーションの重要性を演劇と漫画の具体例を上げて、説明していく。それぞれの例は、興味深いものばかりだ。最後には、男子トイレの法則まで出てくる。話のネタとしては、面白いと思う。でも、何が言いたいのかよく分からない。テーマに一貫性がない気がする。奇抜なタイトルが一人歩きしている印象だ。
本書も確かよく売れていたと思う。でも、タイトルで売れているのではないかと思う。
最近、新書で、タイトルが面白くて、よく売れた本を上げると、「上司は思いつきでうそをつく」「さお竹屋はなぜつぶれないのか」「下流社会」「頭のいい人の話し方、悪い人の話し方」「国家の品格」「京都人は日本一薄情か」「10年後の日本」(あいまいな記憶で書いたので、正確には名前が違うかもしれないが)等々。すべて読んだわけではないが、この中で良かったのは、「上司」「さお竹屋」「国家」ぐらいだ。
奇抜なタイトルというのは、出版側のお仕着せかもしれない。
私が新書に期待するのは、一冊読むと、少し賢くなり、レベルアップするような本だ。昔電車で通勤していた頃は、電車の中で読む本として、自分の知らない世界(趣味も含めて)が学べる本を選んだ。それには新書が最適だった。陶器の歴史の本も読んだ。イスラム社会についての本も読んだ(ほとんど内容が記憶にないが)。自分の日常と一番遠い本を好んで読んだ。本は確かに売れないとやって行けないのだろうが、売れる本が必ずしもいい本とは限らない。でも、一方で売れている本(いわゆるベストセラー)をついつい買ってしまう自分がいる。売れる本でなく、いい本を読むよう自分自身脱皮しなければならない。と最後は自分自身への反省で終わる。
ソニー病 [その他読書]
本の表紙の裏の見開きのところに、「ソニー病」について書いてある。「ソニー病」とは
①リーディングカンパニーと呼ばれるような企業がかかる病気で、かつての「勢い」や「輝き」を失うのが特徴である。さまざまな要因が複雑に絡んで企業の存亡に関わる重度の合併症を引き起こすが、どこがおかしいのか、どこをどう直せばよいのかといった具体的な治療方法が見つかりづらく、再生には時間がかかる。
②画期的新製品を他社に先駆けて発売できず、売上も鈍化し、社員の士気が低下するなどの諸症状を呈する。往時の栄光、成功体験、エリート意識などが邪魔をしてゼロベースに立った抜本的改革を断行できず、ずるずると活気を失っていく。
③人もかかる病気である。仕事のできるエリートほど罹患しやすいが、プライドや過去の華やかな成功体験が邪魔をして抜本的治療が行えず、どんどん症状が悪化していくことが多い。立ち直るには時間を要する。
「ソニー病」とは、大企業病だ。今までにかかっていなかったのが、稀有な存在であろう。それは、今までの井深氏、盛田氏、大賀氏と続く、トップのリーダーシップの賜物だと思う。現状、前CEO出井氏に対する批判は大きいが、出井氏が悪いのかどうかよく分からない。結果論だけでは冷静な判断は出来ない。
ソニーに普通の大企業になってほしくないための、叱咤激励。それが、この本の主旨ではないか。皆ソニーが好きなのだ。
日本を代表する企業ソニー。良きにつけ、悪しきにつけ、ソニーは話題となる。
世の中は、ソニーがとことん好きな人と、ソニー製品は見るのも嫌だという人と両極端に別れる。
この本を買って読む人は、前者だろう。私も、出井氏から、ストリンガー氏へバトンタッチし、ソニーは良くなるのか、悪くなるのか、それを知りたくて、この本を買った。
私はソニー・ファンの一人で、ソニーの製品は、好きでよく買う。パソコンもバイオを愛用している。DVDレコーダー、ビデオカメラ、PS2、PSP等すべてではないが、使っているソニー製品は多い。
携帯ミュージック・プレーヤーでは、iPodに遅れを取ったが、PSPは単なるゲーム機ではなく、いろいろな可能性を持った商品だ。ビデオカメラの分野では依然トップ・シェアを持っている。選択と集中と言うけれど、ハード、ソフト両部門を持ち、金融部門を持ち、多角化していることは、不況時には強いと思う。短期的には無駄も多いが、長期的に見れば、決して間違ってないと思う。
ソニーは依然として、エクセレントカンパニーであり、人々の期待も大きいことから、それ故に、批判的な報道もあるのだと思う。
「ソニータイマー」という言葉は初めて聞いた。不良品が多いというのは真実かもしれない。
CEOストリンガー氏の下、ソニーは一時の最悪期は脱したようだ。でも、PS3が販売延期となり、その他いくつかの問題を抱えている。それでも、ソニーはまだまだ進化続けると信じているし、夢のある製品をこれからも作ってくれると信じている。
ちょっと、思い入れが強すぎたかもしれないが、正直な気持ちである。ソニーは日本そのものであるような気がしてならないからだ。
10年後の日本 [その他読書]
最近新書のベストセラーが多い。ページ数も200頁前後で比較的短時間で読める。ユニークな名前の本も多い。この本の名前はオーソドックスだが、結構売れているようだ。
この本は、文芸春秋の「日本の論点」編集部が、10年後の日本を予測したものだ。あっと驚く未来を予想している分けではなく、現在ある様々な課題を整理し、このままだと日本の将来はこうなるよと示したものだ。確かに目先の景気はいいものの、将来的には課題だらけだ。どの課題をとってみたところで、捨てて置けないことばかりで、緊急性を要するものばかりだ。今まで我々は何をしてきたのか。
中でも一番深刻なのは、少子化に伴う、人口減少経済への移行だ。少子化対策については、さまざまな議論がなされ、対策も検討されているが、これといった特効薬はない。ライフスタイルの問題でもあり、扶養手当等の拡充をしたところで、焼け石に水だと思う。
私の個人的な考えでは、外国人労働者をもっと受け入れざるを得ないし、働く意欲のある高齢者にもっと職場を与えるべきだし、さらに機械化・自動化により生産性を上げて行くしかないだろう。
私が小さい頃描いた未来は明るいものだったが、現実には必ずしもそうではない。誰しも自分らの子供らにつけを回すようなことはしたくないが、今となってはそうならざるを得ないだろう。歴代政治家たちの無策によるものだが、我々一人一人にも責任はあると思う。
この本は、政治・経済にかかわるものを47項目にわたって、解説している。日頃新聞等で話題になっていることをまとめたものだ。目新しい項目は特になかったが、頭を整理するにはいいだろう。