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しまなみ海道 ミュージアム巡り② 愛媛文華館・今治市玉川近代美術館 [アート]

しばらくブログに投稿するのも間が開いてしまった。格別忙しいという分けではないのだが、何やかやとすることがあって、ついつい無沙汰をしてしまった。

まだ今治である。マイナーな美術館を訪問している。私以外入場者が見当たらないミュージアムも多い。そういうところは、最初は敷居が高かったが、今はずうずうしくなって、一人でも平気である。

まずは、続きで、愛媛文化館というところを訪れる。


愛媛文華館.jpg

愛媛県内で最も古い美術館であり、中国陶磁の流れを分かりやすく、先央時代から漢・六朝を経て、清代までの作品を展示している。

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しまなみ海道 ミュージアム巡り① 今治市河野美術館 [アート]

少し時間を遡る。ミュージアム・カードラリーの一環でしまなみ海道のミュージアムを巡る。

まず、第一回目は3月27日に今治からスタートする。例によって、レンタカーで独り出掛ける。

最初の目的地は、今治市河野美術館である。この美術館は故・河野信一氏の寄付によるもので、氏が多年にわたって蒐集した文化財を保存するとともに、これを一般に公開し文化の振興に役立てることを目的として昭和43年に開館した。その後、昭和63年に館内外の一部を改装し、現代美術も併せて展示できるようにした。


河野美術館.jpg

河野美術館2.jpg

外観は市役所か体育館のような建物である。

収蔵品は、書蹟、画賛、画、写本、古書、屏風など、平安期より現代に至るまでの各時代の作品1万2千点あまり。それらを館蔵品企画展、常設展にて、開催の都度作品を入れかえて展示している。
豊臣秀吉、加藤清正、勝海舟の書、古田織部の茶湯秘伝書、狩野永徳の屏風絵、竹久夢二、歌川広重、細田栄之の絵画、重要美術品指定の古典籍「金葉和歌集」(伝 藤原為家)、足利尊氏の下知状、また芭蕉、一茶、子規の書や絵画などである。
中でも、土佐光信「源氏物語図屏風」屏風、土佐光起「源平合戦図(屋島合戦)」屏風、松尾芭蕉「はるもやや  けしきととのふ 月と梅」は一見の価値はある。

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四谷シモン人形館 淡翁荘 [アート]

小沢剛 讃岐醤油画資料館に隣接して、四谷シモン人形館 淡翁荘というのがある。

実は、両方とも同じ窓口でお金を払い、同じ人が案内してくれる。ただし、入場者は私たちを除いて、もう一組しかいない。

四谷シモン人形館.jpg
四谷シモン人形館

四谷シモンは、本名小林兼光、1944年7月12日生まれ。人形作家である。1973年に初の個展を開催後、78年にエコール・ド・シモン(四谷シモン人形学校)を開設。また、唐十郎の「状況劇場」の舞台に立つなど役者としての顔も持つ。

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小沢剛 讃岐醤油画資料館 [アート]

坂出市周辺のミュージアム・カードラリーを廻っている。

小沢剛 讃岐醤油画資料館 というのがある。

鎌田醤油本社工場内にある。古い醤油工場の建物をそのまま利用したものだろう。


鎌田醤油本店.jpg


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東山魁夷せとうち美術館 [アート]

東山魁夷せとうち美術館は、瀬戸大橋記念公園の中にある。

ミュージアム・カードラリーの一環として、訪れた。

東山魁夷画伯の祖父が坂出市櫃石島の出身で、香川県とゆかりが深いことから、遺族より版画作品270点余の寄贈を受け、平成16年11月10日に美術館が完成した。


瀬戸大橋記念公園のだだっ広い駐車場に停めて歩く。向こうにタワーのようなものが見える。

瀬戸大橋タワー.jpg

思えば、20年前程か、瀬戸大橋が出来たのは。私も結婚し、長男が生まれて1歳ぐらいだったろうか、乳母車に乗っていた。本州から瀬戸大橋を渡って、香川側の瀬戸大橋博を見て、すぐに引返した記憶がある。橋の通行料だけで、1万円近くかかったと思うが、当時はもったいないとも思っていなかった。



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香川県立ミュージアムと高松市美術館 [アート]

1月16日である。

今年は、ミュージアム88カードラリーin四国を何んとかクリアしようと思う。「もう一つの88ヵ所巡り」と銘うつ、四国地銀四行の共同企画である。四国の文化施設、ミュージアムを廻って、それぞれのミュージアムの美しいカードをゲットする。1つの県で22枚集めると、「県マスター賞」として、素敵な「認定証楯」がもらえる。昨年「徳島県マスター賞」だけゲットしていたが、当初平成21年9月までとされていた開催期間が延長されたことから俄然やる気が出てきた。他の県マスター賞だけでなく、四国全県で22枚、合計88枚集めて、「四国マスター賞」をゲットしようと決意した。

この日は、手始めに近くの香川県から攻略することにした。高速バスで高松まで行き、市内のミュージアムで未訪問の先にアプローチすることにした。

まずは、高松駅のすぐ近くにある「香川県立ミュージアム」である。高松城の艮櫓を左手に見ながら、歩いていく。

高松城.jpg
艮櫓

県立ミュージアムはすぐ近くにある。

県立ミュージアム.jpg
県立ミュージアム

立派な建物だ。

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丸亀再訪④ 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 展示室 [アート]

展示室へ入るが、あまりにも凝った建物で、入り口が分からず、そのまま二階に上がってしまい、通用口のようなところから中に入ってしまった。そのまま、展示室を見学出来たのだが、正直者の私は、そこから一階の受付に下り、入場料を払った。

企画展を除いて、展示室は写真撮影が許されていた。

展示室.jpg

展示室2.jpg

なかなか落ちつく。こういう美術館の静かな雰囲気が好きだ。

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丸亀再訪③ 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 建物外観 [アート]

丸亀駅の真ん前に、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館というのがある。これも、ミュージアム88カードラリーin四国の対象施設の1つだ。

猪熊玄一郎.jpg

猪熊玄一郎という芸術家は知らなかったので、調べてみた。

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セキ美術館 [アート]

道後温泉からすぐのところに、小さな美術館がある。周辺は閑静な住宅街だ。例によって、ミュージアム88カードラリーin四国の一環で、ミュージアム巡りをしている。


セキ美術館.jpg
セキ美術館


入口.jpg
玄関



門をくぐり、通路をまっすぐ進むと、中からリモコン操作で、ドアを開けてくれる。受付には、美術館にふさわしい上品な女性2人が出迎えてくれ、案内してくれる。

こういう地味なミュージアムには、ほとんど他の客がおらず、一人で鑑賞するのだが、この日のこの美術館には何組かの他のグループがいた。

残念ながら、内部では写真撮影禁止で、作品まで紹介出来ないのが残念だ。

セキ美術館は、平成9年の開館である。美術館の収蔵作品は、明治から昭和の巨匠による近現代日本の日本画・洋画。そしてロダンの大理石彫刻「ファウナ(森の妖精)」を核にした、版画作品等のコレクションである。

地階には、ロダンの助手を務めたブールデルによるブロンズの「岩に座すベートーヴェン」を展示している。


一通り鑑賞した後、帰ろうとすると、地階のハイビジョンギャラリーでビデオが始まるとのこと。折角なので、見ることにした。何か印象派の絵に関するビデオだったと思う。
 

屋外スペースには、展示品のオブジェか、単なるベンチか分からないが、こんなものが…。

屋外展示.jpg




セキ美術館





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ルーヴル美術館展~17世紀ヨーロッパ絵画 [アート]

今、関西では2つのルーヴル美術館展が開催されている。

1つは、大阪中之島の国立国際美術館で開催されている「ルーヴル美術館展~美の宮殿の子どもたち」と京都市美術館で開催している「ルーヴル美術館展~17世紀ヨーロッパ絵画」である。

何でこんなややこしいことをしているのか分からないが、とにかく私は後者に行くことにした。前者も日を改めて行きたい。


ルーヴル美術館展.JPG

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