SSブログ

岸和田城 [城]

今年は、城をテーマにして、ブログを書くぞと目標を立てたが、なかなか遠方に出かける機会もないので、とりあえず近場からつぶしていくことにした。今日は、岸和田城に行った。私と家内と次男・三男の四人だ。以前一度行ったことがあるが、あれから15年ぐらい経つと思う。
行く前に、腹ごしらえをすることにした。久し振りに、ラーメンの神座(かむくら)に行く。

神座は、元々大阪ミナミの道頓堀にあった店だが、近年大阪、奈良を中心に多店舗展開している。最近、東京にも出店したようだ。「おいしいラーメン」を注文する。

スープは醤油ベースだが、唐辛子を入れているのか、ピリリとする。白菜がたっぷりであっさりタイプだ。値段は630円。子供は中盛とチャーシューメン。親より高いものを頼む。ブログを始めてから、外食する時は、出てきた料理を写真に収める習慣がついてしまった。ついでに、定番の餃子を注文して、パシャリ(シャッターの音)。

神座のHPはこちら。http://www.kamukura.co.jp/

車を駐車場に入れて、お城に行く前に、隣りのだんじり会館に立ち寄る。

岸和田と言えば、だんじり。毎年9月の14、15日は、岸和田はだんじり一色になる。だんじりに関するあらゆるものが、展示してある。また、マルチスクリーンで迫力ある祭りの映像を映し出している。

                  彫り物

                 ミニチュア

いよいよ、岸和田城だ。天守閣は、小振りだが、なかなか美しい。

現在の天守閣は、昭和29年に再建されたもので、鉄筋コンクリート造りだ。なお、城壁と櫓は、昭和44年に再建されている。
岸和田城の歴史を辿ると、建武年間(1334年~36)頃、楠木正成の代官として当地に来た和田高家が、今の野田町あたりに築いたのが岸和田城のはじまりと言われている。その後、和泉守護細川氏や守護代松浦氏などが居城とし、その間に現在地に移されたが、その頃はまだ天守閣もなく、館の周囲に塀や土塁をめぐらせた程度の城館であったようだ。
天正13(1585)年、豊臣秀吉は叔父の小出秀政を岸和田城主とし、秀政は城郭整備にかかり、天守閣もこの時に築いた。
豊臣氏滅亡後、松平(松井)氏三代を経て、寛永17(1640)年、摂津高槻から岡部宣勝が入城し、以後、明治維新まで岡部氏が13代にわたって、岸和田藩5万3千石を治めた。
当時の天守閣は、文政10(1827)年、落雷により消失した(以上、パンフレットより、抜粋)。
現在、天守閣は資料館となっており、藩主岡部家の武具や民具・古文書・美術品が展示されていた。

天守閣の前に一風変わった庭園がある。
この庭は、「八陣の庭」と呼ばれるもので、諸葛孔明の八陣法をテーマにしたもので、庭園設計の第一人者、重森三玲氏により、設計監督されたものだそうだ。

お城の堀の周りを一周してみる。ちょうど西側が府立岸和田高校の校舎がある。この地区では、一番校だ。堀のところで、釣りをしている子供がいたり、水鳥に餌をやっているお年寄りがいる。水鳥に餌に鳩も集まってくる。お城はまさしく市民の憩いの場となっている。





城とだんじりの街―岸和田らしさを求めて

城とだんじりの街―岸和田らしさを求めて

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 自治体研究社
  • 発売日: 1990/03
  • メディア: 単行本


nice!(6)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行・地域(旧テーマ)

nice! 6

コメント 4

shareki

城は公園になっているところが多いですね。
落雷で消失ってのが興味わきました。
城めぐりしたいですねぇ^^
by shareki (2006-01-22 20:39) 

ピロリン

餃子おいしそうですね。
お城もこぶりながら、しっかりした造りに見えます。
天正13年の整備されるより前の状態も調べてみたいです。
今年は私もどれだけ城に行けるか・・・。
もしできたら、だんじり祭りもアップしてくださいね。
楽しみにしています☆
by ピロリン (2006-01-23 08:47) 

Silvermac

ViolaMacです。
大阪に7年住んでいたのに岸和田には一度も行ったことがありません。だんじり祭りは有名ですね。一度くらい見ておけば良かった(;.;)
美味しいラーメンと餃子 美味しそうです。
by Silvermac (2006-01-23 17:29) 

マイケル

実は岸和田のだんじりは、私も一度しか見たことがありません。平日にあることが多いので、なかなか見に行くことができません。今度見に行く機会があれば、紹介したいと思います。
by マイケル (2006-01-23 21:26) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

プーシキン美術館展功名が辻(1)~(4) ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。