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姫路城番外篇~好古園 [城]

 「好古園」というのは、姫路市制百周年を記念して造営され、平成4年に開園した池泉回遊式の日本庭園である。「好古園」の愛称は、姫路藩主酒井家によって、この庭園の入口付近に移設された、藩校「好古堂」に因んでいる。

 

 また、この庭園のあるところは姫路城西御屋敷跡であるが、西御屋敷というのは、本田忠政時代(元和4年)に造営され、榊原政岑が新吉原から高尾太夫を落籍し、住まわせたと言われている。

 好古園は、九つの趣の異なった庭園郡で構成されている。九つとは、「御屋敷の庭」「茶の庭」「流れの平庭」「夏木の庭」「築山池泉の庭」「竹の庭」「花の庭」「松の庭」「苗の庭」(順不同)である。
ちょうど「梅花祭」をやっているというので、寄ってみたが、梅の花はまだ蕾で、少し早かったようだ。咲いているのは、ロウバイだけであった。


                紅梅の蕾


                白梅の蕾


                 ロウバイ

 まず、好古園の入口を入ると、御屋敷の庭がある。これは、見事な池泉回遊式庭園で、姫山原生林を借景として、滝あり、池あり、本園最大の庭である。池には、約250匹の錦鯉が飼われ、列をなして泳いでいた。残念ながら、花は椿ぐらいしか咲いていなかった。

 この他にもそれぞれの庭はすばらしかったが、生憎この時期ほとんど花がないので、すばらしさも半減した。以下それぞれの庭と数少ない花を写真で紹介していく。中には、名前を知らない花もあったので、写真のみの紹介とする。



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コメント 6

おはようございます。
姫路城周辺にこんなところが・・・?知りませんでした。姫路城まで行きましたが、ついでに行った、と言う感じで急いでしまって。勿体無いことをしました。今度また是非行きたいですね。白い椿《ワビスケ系?》が綺麗ですね。お花は上から、アセビ《アケボノアセビ?》
マンサクですね。
by (2006-03-07 05:44) 

マイケル

mimimomoさん、お花の名前ありがとうございます。春とか、秋に行けば、お花が沢山あり、すばらしいと思います。
by マイケル (2006-03-07 06:16) 

ao

蕾がたくさん!咲くのが楽しみですね!
もうすぐお花見の季節♪
by ao (2006-03-07 23:26) 

マイケル

aoさん
楽しみです。
by マイケル (2006-03-07 23:52) 

素晴らしい庭園ですね!
アセビの花がとても綺麗です。
馬酔木という不粋な名前を持ち、毒性がある花には見えませんね。
by (2006-03-08 22:07) 

マイケル

lapisさん
馬が酔う木で、アセビですか。花の名前は、その時は見るのですが、すぐ忘れてしまいます。
by マイケル (2006-03-09 00:04) 

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