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第7番 十楽寺 [四国八十八ヶ所めぐり]

名称 光明山 十楽寺
宗派 高野山真言宗
本尊 阿弥陀如来
住所 徳島県阿波市高尾法教田58
ご詠歌   にんげんの はっくをはやく はなれなば
         いたらんかたは くぼんじゅうらく



鐘楼門
安楽寺と同じ、竜宮城のような門である。

鐘楼門をくぐると、もう一つの門がある。中門である。


中門

この寺の由緒であるが、弘法大師が現在地から三キロ奥の谷間、十楽寺谷の堂ヶ原で阿弥陀如来を刻んで本尊とし開基した。人間の持つ八つの苦しみ(飢、渇、寒、暑、水、火、力、兵)からのがれ極楽浄土の十の光明に輝く楽しみが得られるように光明山十楽寺と号した。
往時は阿波の北方きっての七堂伽藍を要した大寺院であったが、天正10年(1582)長曾我部氏の兵火にあって焼失した。このとき住職の真然は本尊を背負い、大門ケ原の小屋に仮安置し、弟子に経本を背負わせて避難させたが、その途中で矢に射られた弟子は経本を置いたまま逃がれたので経本も焼失し現在そのあとが経塚として残っている。寛永12年に現在地に移転され、現在の本堂は明治の再建。楼門、大師堂、書院などが建立された。
昔から盲目の治療に霊験ある寺として知られている。寺宝として、真田幸村の茶釜があるそうだ。


本堂


大師堂


大師像


第2次世界大戦でなくなった海軍飛行予備生の戦没者慰霊碑

十楽寺

週刊 四国八十八ヶ所遍路の旅 6号 3月24日号 7番 十楽寺 8番 熊谷寺 9番 法輪寺 [雑誌]

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/03/24
  • メディア: 雑誌


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コメント 6

Silvermac

「楽」の字が名前に入ったお寺は多いですね。
by Silvermac (2008-01-09 13:15) 

テリー

真田幸村がここに北のでしょうか?
すごいですね。
by テリー (2008-01-09 22:12) 

慰霊碑が なにかとても印象にのこります。
by (2008-01-10 18:23) 

マイケル

SilverMacさん
確かに多いですね。
by マイケル (2008-01-13 09:15) 

マイケル

テリーさん
来たかどうかはわかりません。
by マイケル (2008-01-13 09:16) 

マイケル

すずめさん
ユニークです。
by マイケル (2008-01-13 09:16) 

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