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平家屋敷とラピス大歩危 [その他観光・レジャー]

かずら橋を出て、帰りに平家屋敷とラピス大歩危に寄ることにした。いずれも、ミュージアム88カードラリーin四国の対象施設だからだ。

正式には、平家屋敷民俗資料館という。当家の祖先である堀川内記は、安徳帝の御典医として治承~養和~寿永の頃まで宮中に仕えたが、平家の都落ちの折、安徳帝を供奉して屋島に逃げのびた。
平家滅亡の後、残党と共に祖谷に入山した堀川内記は、祖谷の山野に薬草が豊富なことに驚き、深山を散策して秘薬を採取した。当地ではこうして医業を庶民に施こしながら、神官も兼ねていた。
後年、蜂須賀公の阿波入国の時は反旗を翻がえして戦い、負傷者の治療に当った。祖谷軍が敗れ、堀川家も罰せられたが、後に赦されて当地西岡の名主となり姓を西岡と改め、西岡家代々として今日に至る。

平家屋敷は、道路から少し上ったところにあり、通路は車1台しか通れないので、ガードマンが誘導している。下でかなり待たされた後、狭い通路を登って行ったが、上の駐車場も狭く、うまく入れられない。上にも係員がいて、誘導するのだが、誘導が下手で、車の底をこすってしまった。しかし、すいませんの一言もない。誤ると弁償しないといけないからだろうか。とにかく狭いところなので、車は下の道路脇に駐車スペースを作ったの方がいいのではないかと思った。多分2度と行かないだろうが。


平家屋敷.jpg

母の実家の農家を想い出す。勿論は今は今風の住宅に建て替えているが。

縁側.jpg

こういう風に縁側に座って、ぼうっと庭を眺めているのもいいだろうな。


いろり.jpg

室内には、いろりもあった。


倉庫.jpg


白いユリ.jpg

庭には、白いユリが咲いていた。


その後、ラピス大歩危に寄る。ラピス大歩危は石の博物館と観光情報館からなる複合施設である。
石の博物館には県指定天然記念物、レキ質片岩(注1)をはじめ変成岩を展示し、大歩危峡谷の地史を紹介している。また、宝石とその原石、蛍光鉱物、火星から来た隕石なども展示している。

デッキからは、大歩危の渓谷が見える。時間がなく、遊覧船には乗れなかった。

ラピス大歩危.jpg

大歩危.jpg
大歩危峡

(翌日に続く)


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コメント 2

Baldhead1010

この界隈の観光客もめっきり少なくなりましたね。
by Baldhead1010 (2009-09-29 05:52) 

SilverMac

高知、徳島の山間地は道路幅が狭いところが多いですよ。
by SilverMac (2009-09-29 10:32) 

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