丸亀再訪⑤ 中津万象園 邀月橋 [公園]
猪熊弦一郎美術館を後にして、中津万象園に向かう。JRで一駅あるが、電車の本数も少ないので、歩くことにした。意外に距離があり、足が痛くなった。
中津万象園は、大名庭園であるが、丸亀美術館が併設されている。
庭園は、貞享5年(1688年)に丸亀藩主である京極高豊の命により、丸亀城の城下町に近い中津の浜に面して造られ、名は森羅万象に由来する。京極氏の故郷である近江国の琵琶湖をかたどった八景池が掘られ、帆、雁、雪、雨、鐘、晴嵐、月、夕映と近江八景になぞらえ名付けられた島々が浮かび、橋で巡る事ができる。それとは別に朱塗りの邀月橋も池をまたいで掛かり、園内に彩りを添えている。池に面しては、潮の満ち引きが見られたという観潮楼、その近くには母屋が茶庭に面して建ち、樹齢六百年と言われ傘に似た形を持つ大傘松が広がる。これらの門として、くぐると長生きすると言われる松寿関が設けられている。
丸亀美術館は、絵画館、陶器館、雛人形を展示したひいな館から成り、庭園と共に入る事が出来る。
入口を入ると、すぐ右手に、柿本人麻呂の歌碑がある。
柿本人麻呂の歌碑
万葉の歌人柿本人麻呂が讃岐沙弥島で詠んだ歌の中、「中の水門」はここ中津のことである。この由緒ある土地を記念して、建立された。
さらに行くと、左手に絵画館がある。
絵画館
フランス自然主義絵画を代表する、コロー、クールベ、ミレーを中心とするバルビゾン派の絵画を展示している。
うつろい
鶴が翼を広げたような形の立派な松だ。
やがて、目の前に朱色の橋が現れる。邀月橋だ。
邀月橋
月を迎えるとう意味がある。中秋の名月には、この太鼓橋の上から見事な月を迎えることが出来る。
邀月橋の上から、池を眺める。
(続く)
中津万象園は、大名庭園であるが、丸亀美術館が併設されている。
庭園は、貞享5年(1688年)に丸亀藩主である京極高豊の命により、丸亀城の城下町に近い中津の浜に面して造られ、名は森羅万象に由来する。京極氏の故郷である近江国の琵琶湖をかたどった八景池が掘られ、帆、雁、雪、雨、鐘、晴嵐、月、夕映と近江八景になぞらえ名付けられた島々が浮かび、橋で巡る事ができる。それとは別に朱塗りの邀月橋も池をまたいで掛かり、園内に彩りを添えている。池に面しては、潮の満ち引きが見られたという観潮楼、その近くには母屋が茶庭に面して建ち、樹齢六百年と言われ傘に似た形を持つ大傘松が広がる。これらの門として、くぐると長生きすると言われる松寿関が設けられている。
丸亀美術館は、絵画館、陶器館、雛人形を展示したひいな館から成り、庭園と共に入る事が出来る。
入口を入ると、すぐ右手に、柿本人麻呂の歌碑がある。
柿本人麻呂の歌碑
万葉の歌人柿本人麻呂が讃岐沙弥島で詠んだ歌の中、「中の水門」はここ中津のことである。この由緒ある土地を記念して、建立された。
さらに行くと、左手に絵画館がある。
絵画館
フランス自然主義絵画を代表する、コロー、クールベ、ミレーを中心とするバルビゾン派の絵画を展示している。
うつろい
鶴が翼を広げたような形の立派な松だ。
やがて、目の前に朱色の橋が現れる。邀月橋だ。
邀月橋
月を迎えるとう意味がある。中秋の名月には、この太鼓橋の上から見事な月を迎えることが出来る。
邀月橋の上から、池を眺める。
(続く)
山内家は庭園というような施設は全く造らなかったようです。高知には庭園と呼べるものは一つもありません。僅かにいくつかの寺にあります。
by SilverMac (2009-11-02 08:51)