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ザ祭り屋台in姫路2007 その2 チョーサ [祭り]

今年の屋台は、魚吹(うすき)地区と富嶋地区の屋台であるが、それぞれ魚吹八幡神社と富嶋神社の秋祭りとして行なわれるものである。
魚吹八幡神社は姫路市網干区宮内にあって、10月21日・22日に例大祭が行なわれる。「ちょうちんまつり」「網干祭」と呼ばれている。21日宵宮では、神殿に据えられた3基の神輿が神社西方にある御旅所に渡御する。魚吹八幡神社楼門の前では、7町による各町の提灯の激しい打ち合いや練り合いがおこなわれる。22日本宮では、神輿の還御、屋台18台、檀尻4台、獅子檀尻1台が参加する。檀尻の舞台では様々の芸能、檀尻芸が披露される。
実は網干の祭りの見どころは、宵宮の提灯練りで、このザ祭り屋台in姫路でも前夜祭として提灯練りが行なわれたが、残念ながら仕事で見ることが出来なかった。
また、富嶋神社はたつの市御津町にあり、秋季例祭は10月24日の前の土・日曜日に行なわれている。宵宮には、神輿の渡御、子供会による提灯行列、若中による提灯練が繰り広げられる。本宮には、神輿の還御や5台の屋台、2台の子供屋台が練り出されるほか、檀尻が参加し、獅子舞が奉納される。

魚吹・富嶋地区独特練り方として、「チョーサ」というものがある。チョーサとは、屋台を頭上高く差し上げるものである。同じチョーサでも、各町によってタイミング、練り方、担ぎ方、掛け声に特徴があり、それぞれの伝統がある。



丁のチョーサ

丁に続いて、熊見の屋台が入場してきた。



熊見の屋台

遠くで、熊見もチョーサを始めた。


熊見のチョーサ

そして、スタンドの前に来て、またチョーサ。



目の前でもチョーサ

次から次へと、新しい屋台が入場して来ては、チョーサを始める。



坂出の屋台とチョーサ


福井の屋台

(続く)



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コメント 6

レイン

世界遺産の姫路城は、単にお城だけでなくこうした伝統行事とそれを支える人々があってこそ、世界遺産なのですね。
by レイン (2007-05-28 23:22) 

マイケル

レインさん
姫路は、姫路城以外にもいろいろあります。
by マイケル (2007-05-29 06:57) 

Baldhead1010

そういえば、こちらの祭りの囃子詞に、チョーサやキョーサーというのがありますね。
by Baldhead1010 (2007-05-29 08:01) 

かなり大々的ですね~
by (2007-05-29 19:21) 

マイケル

Baldhead1010さん
共通するものがあるんですね。
by マイケル (2007-05-29 21:13) 

マイケル

mimimomoさん
市をあげての観光イベントです。
by マイケル (2007-05-29 21:14) 

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