阿波十郎兵衛屋敷と阿波木偶人形会館 [その他観光・レジャー]
徳島では車は必需品のようだ。電車やバスの便を見ても、1時間に1本というのが多いようだ。私は車を持ってきていないので、非常に不便だ。
土曜日の午後、暇なので、観光ガイドブックに乗っていた阿波十郎兵衛屋敷というのに行ってみることにした。
文楽については、大阪にいたことから興味を持っていて、国立文楽劇場にも何度か足を運んだ。文楽友の会にも入っている。
徳島駅前から1時間に1本のバスに乗る。吉野川を渡って、右側に進路をとり、土手沿いの道を走る。冨吉団地の手前のおそらく昔の街道沿いにある。
阿波十郎兵衛屋敷
土曜日だというのに、客は私以外誰もいない。
後でわかったことだが、人形浄瑠璃が毎日上演されているらしいが時間が平日は11時と決まっている。それ以外の時間に行く人はいないのだろう。
代わりに、受付の隣りの人形浄瑠璃上演館で案内のビデオを見る。
人形浄瑠璃上演館を出て、奥に行くと、左手に鶴亀の庭が、右側に江戸時代の建物がある。これは、浄瑠璃作家近松半二の傑作「傾城阿波の鳴門」のモデルとなった庄屋 坂東十郎兵衛の屋敷跡で約300年前の建物である。
鶴亀の庭
屋敷
見られなかったが上演している人形浄瑠璃芝居は、傾城阿波の鳴門八段目「順礼歌の段」である。物語の内容は以下の通りである。
殿の名刀「国次」が盗まれ、その探索を命じられた十郎兵衛が妻「お弓」と共に盗賊の仲間入りをし、役人に追われながら刀を探す。ある日 大阪の隠れ家に、娘のおつるが両親を探し、西国順礼をしながら訪ねてくるが、親子を名乗ると盗賊の罪が、娘にかかるのを恐れ、我が子と言わず泣く泣く返す母と子の純愛物語となっている。
屋敷内には、お弓とおつるの銅像もある。
銅像
最後に、阿波木偶人形の展示場を見る。
展示場
帰りのバスの時間にはまだ早いので、阿波木偶人形会館にも立ち寄る。
阿波木偶人形会館
ここでも、観客は私1人だった。1人展示品を見ているだけでも居心地が悪かったが、さらに私1人を前にからくり人形の解説を15分ほどしてくれたのには恐縮した。最後に記念撮影のシャッターも押してくれた。
文楽の人形はここで作っていると聞いて興味深かった。また、からくり人形の素材にこだわっていて、いまだにバネに鯨のひげを使っていると聞いて驚いた。
なかなか有意義であった。
人形浄瑠璃には、すごく興味を持っています。一度見ようと思っています。
by kohtyan (2007-08-27 23:33)
おはようございます^^
歴史がありますね~。
by (2007-08-28 04:43)
おはよう御座います。
歴史ですねぇ・・・
日本人の技術は素晴らしいですね・・
by チャッピィー (2007-08-28 05:17)
とと様の名は・・・有名ですね^^
by Baldhead1010 (2007-08-28 06:15)
おはようございます。
人形浄瑠璃も建物も素晴らしいですね。
からくり人形の解説を聞いてみたいです。
by kaoru (2007-08-28 06:25)
当地も車は必需品です。
by Silvermac (2007-08-28 08:42)
淡路島のなると大橋沿いで、人形浄瑠璃見たことがあります
しかし、本場は建物から、凄く立派ですね^^
by RangerMaeda (2007-08-28 11:06)
素晴らしい文化が、徳島にもあるのですね。
行ってみたいです^^
by ミヤ (2007-08-28 15:06)
こんばんは(^^)
人形浄瑠璃の人形って本当に大きいですね。
学生の頃資料では見た事がありましたが、
本物は見た事がないので見てみたいです(^^)
by 雪洞 (2007-08-28 23:08)
kohtyanさん
文楽はいいですよ。
by マイケル (2007-08-28 23:20)
mimimomoさん
歴史です。
by マイケル (2007-08-28 23:21)
チャッピィーさん
職人技です。
by マイケル (2007-08-28 23:23)
Baldhead1010さん
徳島ではこればかりです。
by マイケル (2007-08-28 23:24)
kaoruさん
一度行ってみて下さい。
by マイケル (2007-08-28 23:25)
SilverMacさん
車がないと不便です。
by マイケル (2007-08-28 23:26)
Rangerさん
大阪が本場だと思います。
by マイケル (2007-08-28 23:28)
ミヤさん
徳島の宣伝になっていますかね。
by マイケル (2007-08-28 23:29)
雪洞さん
確かに大きいですね。
by マイケル (2007-08-28 23:30)