祖谷のかずら橋：　歴史の小径：So-net blog

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9月8日(土)。レンタカーを借りて、徳島県の奥にある大歩危小歩危、祖谷のかずら橋を見に行く。
意外に時間がかかった。まず、一番遠くにあるかずら橋に行き、戻って大歩危小歩危を見ることにした。

カーナビがついているとは言え、初めて行くところはどうしても迷う。無料駐車場というのに騙されて、かずら橋から遠いところにとめてしまう。

それでも何とかたどり着く。

上から見たところ

辺鄙なところにあるが、十分観光地化されており、橋を渡るのに500円取られた。

橋の手前

かずら橋は、サルナシ（しらくちかずら）などの葛類を使って架けられた原始的な吊り橋である。
祖谷のかずら橋の場合、古文書によると、かって7ないし13の橋が存在したという。最古のものは、1646年（正保3年）の「阿波国図」にかずら橋が7つ存在したと記録されている。また1657年（明歴3年）「阿波国海陸度之の帳の写」の祖谷紀行には13のかずら橋があったとされる。
起源はその昔、弘法大師が祖谷に来たとき困っている村民のために架けたとか、あるいは平家の落人がこの地に潜み、追手が迫ってもすぐ切り落とせるように葛を使って架設したとか諸説ある。

祖谷のかずら橋は長さ45m、幅2m、谷からの高さ14mで日本三奇橋の一つであり、重要有形民俗文化財である。3年に一度架け替えが行われており、約2週間を要する。

写真を撮る時は、手すりにつかまらず、撮っており。なかなか勇気がいる。
真ん中に連れ、揺れも大きくなってくるので、片手で手すりを持ち、片手でシャッターを切る。
前を行く老夫婦が、立ち止まっては、記念写真を撮るので、なかなか前に進めない。

手すり

足元

橋は一方通行だ。やっとの思い出向こう岸に辿り着く。

出口

ほっとする。

(続く)

祖谷のかずら橋

風雲祖谷(イヤ)のかずら橋

作者: 原田一美, 金成泰三
出版社/メーカー: 国土社
発売日: 1985/10
メディア: 単行本

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