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三室戸寺本堂 [神社仏閣]

せっかく三室戸寺に来たので、本堂にもお参りすることにした。

石段を登る。例年だと石段の途中にも紫陽花が咲いているのだが、今年まだ6月初旬であり、あまりにも早すぎるのだ。

石段.jpg
石段

石段を登ると、左手に手水舎があり、小さな不動明王像が配置してある。

不動明王.jpg
不動明王像



三室戸寺は、西国観音霊場第10番の札所で、本山修験宗の別格本山である。約1200年前(宝亀元年)、光仁天皇の勅願により、三室戸寺の奥、岩淵より出現された千手観音菩薩を本尊として創建された。

開創以来、天皇・貴族の崇拝を集め、堂塔伽藍が整い、霊像の霊験を求める庶民の参詣で賑わった。宝蔵庫には5体の重要文化財の仏像が安置されている。

現在の本堂は約180年前(文化二年)に建立された重層入母屋造りの建築で、京都府指定文化財である。

5千坪の大庭園に四季おりおりの花が見られるので、一名『花の寺』とも言われている。季節によって、『ツツジ寺』、『あじさい寺』、『蓮(ハス)の寺』と呼ばれている。また、秋になると紅葉が始まり、『三室戸の紅葉』と称せられ、宇治の紅葉の名所でもある。

本堂.jpg
本堂2.jpg
本堂3.jpg
本堂

本堂の前には、多くの鉢が置いてあり、蓮が植えられている。蓮の花はまだ早い様である。

蓮の葉.jpg

1つの鉢だけ咲いていたが、造花ぽかった。

ハス.jpg

近くにシオカラトンボがとまっていた。

シオカラ.jpg


本堂の右手奥には、三重塔が見える。

三重塔.jpg

三重塔2.jpg
元禄17年(1704年)建立の全高16メートルの三重塔で、もとは兵庫県佐用郡三日月村の高蔵寺にあったものを、明治43年(1910年)に当寺が買い取って参道西方の丘上に移設。その後境内の現所在地(鐘楼の東隣)に移されたもの。

巡礼.jpg

本堂には、西国三十三カ所巡礼の人たちが大勢お参りしていた。

(続く)


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コメント 4

ケンケン

石段は、かなりきついような気がしますが、どうでしょうか。
たくさんの人がお参りにきていますね。
by ケンケン (2009-06-17 22:29) 

SilverMac

参拝客が多いですね。
by SilverMac (2009-06-18 08:59) 

いそしぎ

 『花の寺』。以前訪れた時、庭に夢中でしたが立派なお寺だったんですね。
by いそしぎ (2009-06-18 23:08) 

ノリパ

人が多いですね。日が良いのですかね。ビックリです。
by ノリパ (2009-06-20 21:51) 

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