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平等院鳳凰堂① 鳳翔館 [神社仏閣]

三室戸寺を訪れた後、久しぶりに世界遺産平等院を訪ねることにした。


平等院は、関白藤原道長が左大臣源重信の婦人から譲り受けた別荘をその子頼通が、永承7年(1052)に仏寺に改め、平等院とした。永承7年は末法初年に当たるとされ、末法思想が貴族や僧侶らの心をとらえ、極楽往生を願う浄土信仰が広く流行していた。翌年の天喜元年(1053)には平等院の阿弥陀堂(鳳凰堂)が落慶し、堂内には、平安時代の最高の仏師定朝によって制作された丈六の阿弥陀如来坐像が安置された。

以前訪れた時には、ちょうど国宝の阿弥陀如来坐像が改修中だったので、鳳凰堂の内部に入ることが出来なかった。

平等院鳳凰堂.jpg

10円玉の図柄である。

阿弥陀堂=鳳凰堂の拝観は後にして、阿字池の周囲をぐるりと廻る。

鳳凰堂.jpg

鳳凰堂2.jpg

いろいろな角度から鳳凰堂を眺める。

阿字池には、睡蓮の花が咲き始めている。

睡蓮の池.jpg

スイレン.jpg

平等院ミュージアム鳳翔館に入る。2001年3月1日に開館したもので、建物は、建築家栗生明の代表作で、日本芸術院賞、日本建築学会作品選奨を受賞している。

博物館.jpg

博物館2.jpg
鳳翔館


鳳翔館には、鳳凰一対、国宝の雲中供養菩薩26体、梵鐘が展示されている。

(続く)


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コメント 2

SilverMac

平等院は二度ほど訪れました。もう一度行きたいですね。
by SilverMac (2009-06-20 21:24) 

ノリパ

思わず十円玉を見てしまいました。ここなんですね。ご利益ありそうです。
by ノリパ (2009-06-20 21:53) 

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