第41番 龍光寺 [四国八十八ヶ所めぐり]
名称 稲荷山 龍光寺
宗派 真言宗御室派
本尊 十一面観世音
住所 愛媛県宇和島市三間町戸雁173
ご詠歌 このかみは さんごくるふの みっきょうを
まもりたまはん ちかひとぞきく
石段を上り詰めたところに稲荷社がある。本堂と大師堂は左右にある。
正面に赤い鳥居がある。
古い狛犬が並んでいる。長い風雪に耐え、すっかり形が変わってしまった。
いや、最初からデフォルメされていたのかもしれない。
大同2年(807)2月初午の日に弘法大師がこの地を訪れると、稲束をかついだ老人に会った。大師はこの老人こそ仏教を守り、五穀の豊穣をもたらす大明神の化身に違いないと思って、稲荷大明神の尊像を刻んで堂宇を建 て、稲荷山・龍光寺と号した。
明治初年の神仏分離令によって、稲荷神社はこの地方の氏神となり、上の本堂が社殿に衣がえをし、石段下に新しく本堂が建立された。本堂の正面に本尊の十一面観音、両脇に不動明王と毘沙門天が安置してある。
この寺を土地の人々は、「お稲荷さん」と呼んで親しんでいる。寺の下に広がる三間平野は、南伊予の穀倉地帯で、戦国 時代には土佐の長曽我部、九州の大友との間ではげしい争奪戦がくり返されたところである。お稲荷さんは五穀を支配する神として農村では古くから信仰され、江戸時代に入ると武家や商人が開運を祈願するようになる。
お地蔵さん
本堂
大師堂
七福神
(続く)
宗派 真言宗御室派
本尊 十一面観世音
住所 愛媛県宇和島市三間町戸雁173
ご詠歌 このかみは さんごくるふの みっきょうを
まもりたまはん ちかひとぞきく
石段を上り詰めたところに稲荷社がある。本堂と大師堂は左右にある。
正面に赤い鳥居がある。
古い狛犬が並んでいる。長い風雪に耐え、すっかり形が変わってしまった。
いや、最初からデフォルメされていたのかもしれない。
大同2年(807)2月初午の日に弘法大師がこの地を訪れると、稲束をかついだ老人に会った。大師はこの老人こそ仏教を守り、五穀の豊穣をもたらす大明神の化身に違いないと思って、稲荷大明神の尊像を刻んで堂宇を建 て、稲荷山・龍光寺と号した。
明治初年の神仏分離令によって、稲荷神社はこの地方の氏神となり、上の本堂が社殿に衣がえをし、石段下に新しく本堂が建立された。本堂の正面に本尊の十一面観音、両脇に不動明王と毘沙門天が安置してある。
この寺を土地の人々は、「お稲荷さん」と呼んで親しんでいる。寺の下に広がる三間平野は、南伊予の穀倉地帯で、戦国 時代には土佐の長曽我部、九州の大友との間ではげしい争奪戦がくり返されたところである。お稲荷さんは五穀を支配する神として農村では古くから信仰され、江戸時代に入ると武家や商人が開運を祈願するようになる。
お地蔵さん
本堂
大師堂
七福神
(続く)
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