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ザ祭り屋台in姫路2007 その1 屋台入場 [祭り]

姫路と言えば、姫路城だが、姫路はお祭りどころでも有名である。播州の秋祭りといって、10月になると、各地で壮麗な祭り屋台が繰り出される。
ザ祭り屋台in姫路というのは、3年前に始まったイベントで、秋祭りに登場する祭り屋台が、姫路城の三の丸広場に集まって、迫力のある屋台練りが行なわれる。
4回目になる今年は魚吹地区と富嶋地区の二つの神社の祭りに参加している屋台11台が集結する。

5月19日(土)である。午前10時に屋台が大手前通りを出発、10時半に三の丸会場に入場すると言う。9時40分頃に、姫路のマンションを出るが、すでに交通規制をしており、大手門からは入れないという。大きく迂回して、動物園側から入る。10時過ぎには観覧席に着くが、席は十分空いている。当日券も余っているようだ。天気はあまり良くなく、時折小雨が降ってきた。でも、傘を差すと、係員が注意しに来る。


屋台入場前の三の丸広場

後を振り返ると、世界遺産姫路城の天守閣が見える。


姫路城

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荒川神社の小芋祭り⑥ 続・階段登り [祭り]

執拗に播州の祭りを伝えているが、これが最後なので、辛抱願いたい。詳細に祭りの様子を伝えるのも、将来資料的に重要になってくることがあるかもしれない。

階段登りは、続いている。
中地(ちゅうじ)の屋台である。中地は、緑色のシデを用いている。
紹介するのが遅くなったが、長さ約2メートル、太さ約5センチ程の青竹の先端に色紙を取り付けて丸く開いたものをシデという。シデは、屋台の周囲で一斉に振り動かされ、屋台練りを一層引き立たせている。姫路市海岸部の祭りでは町別に色分けされており、シデの紙は町の色を用いるため、シデと練り子の鉢巻きでどこの町の屋台かわかるようになっている。


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荒川神社の小芋祭り⑤ 屋台の階段登りと拝殿練り [祭り]

子供樽みこしの後には、いよいよ屋台の階段登りが始まる。
子供樽みこしと違って、大きな屋台にとって、階段は狭すぎる。
まず、町坪の屋台。


まず、先導役の幟。幟は屋台を先導する役割があり、町の旗印のようなものである。幟には町名が刺繍されている。

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荒川神社の小芋祭り④ 子供樽みこしの階段登り [祭り]

11時になると屋台の階段登りが始まる。各地区の屋台は宮入りの順で拝殿に続く階段を登り、拝殿の手前で擬宝珠と露盤を外し、拝殿内に入る。ここで拝殿練りが行われ神前に挨拶をする。拝殿を出た屋台は、更に山頂にある御旅所に向かって急な坂道を登っていく。12時になると神社を出発した神輿が御旅所に到着し御旅所神事が執り行われる。
以上が、本宮の祭りの流れである。最後まで見れないにしろ、階段登りだけは見たいと思った。

階段登りは、まず子供樽みこしからだ。
子供樽みこしの先導役として、先に紙をつけた笹を持った子供が階段を登ってくる。

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荒川神社の小芋祭り③ 練り合わせ [祭り]

引き続き、拝殿から馬場の練り合わせを見ている。


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荒川神社の小芋祭り② 神社拝殿 [祭り]

荒川神社は、今から約670年前に創建。昔は夢前川の本流が流れていたため水害の多かった土地であることから、治水の神水波能女神(みずはのめのかみ)が祀られている。社殿も以前は川沿いに祀られていたが水害で何度も流失し、約300年前現在の場所に建立された。現在の神社は小高い山を活かして造られており、城壁のような石垣が特徴である。
祭神は、神水波能女神の他に、建築の神である手置帆負神と彦左知神が合祀されている。


山の中腹にある神社の拝殿

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荒川神社の小芋祭り① [祭り]

10月15日(日)。今日も祭りを見に出かけることにする。
今日の目的地は、姫路市井ノ口にある荒川神社だ。今日は本宮だ。

荒川神社の秋祭りは別名「小芋祭り」と呼ばれる。これは馬場で練る屋台を拝殿から見ると、すり鉢の中で小芋を洗っているように見える情景に由来する。屋台は町坪、中地、玉手、岡田、井ノ口、西庄から練り出される6台と子供樽みこしが8台ある。屋台の階段登り、拝殿内での屋台差し、馬場での練り合わせなど、見どころが多い祭りとしても知られている。

井ノ口には、バスで行くしかない。しかも、1時間に一本しか便がない。前もって、時刻表を調べ、時間ちょうどに姫路駅前のバス亭から市営バスに乗る。
井ノ口のバス亭で降りて、山に向って、歩く。神社への登り口に到着すると、石の鳥居の前で、ちょうど屋台が待機していた。


西庄の屋台だ。

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大塩の獅子舞 [祭り]

6時から獅子舞があるというので、10分前には大塩天満宮の境内に着いていた。
しかし、境内の放送で、開始時間が1時間延びて、7時からになると言う。

初めてなので、獅子舞が境内のどこで行なわれるか分からないが、拝殿の正面の階段のところに大勢いるので、私も同じ場所で待機することにした。


拝殿で待っている人たち


拝殿の吊り灯篭

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大塩天満宮の秋祭り③ [祭り]

公園に6地区6台の屋台が集合し、これから練り合わせが始まる。


西浜の屋台

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大塩天満宮の秋祭り② 神社の由緒 [祭り]

まず、大塩天満宮についてである。

大塩天満宮は、天文2年(1533年)2月に、当地の城主であった大塩次郎景範によって創建された。御祭神は、菅原道真公をはじめ天穂日命、大己貴命が祀られている。
由緒は、901年に太宰府へ流される菅原道真公が、伊保の港より上陸され、日笠山から瀬戸内海をみつめ、京都の方を見ながら、今の境遇に感慨を新たにした。その後、牛谷の晋光寺に霊鏡を奉納し、菅原公の遠祖になる天穂日命と出雲系の大己貴命を祀る伊屋明神に詣で前途の安泰を祈願した。延喜3年(903年)、道真公が亡くなったことを聞いた里の人々は悲しみ、その高潔な徳を慕い伊屋明神に当天満宮を建設し、その後、人口増加と人々の参拝のことを考慮して、城主・大塩次郎景範が南方の現在の地に社殿を移転した。道真公の徳を仰ぐ思想、天満宮の文治政策で菅原道真公を主神にし、現在に至る。


神門

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