SSブログ

奥本大三郎 [昆虫]

完訳 ファーブル昆虫記 第1巻 上

完訳 ファーブル昆虫記 第1巻 上

  • 作者: ジャン=アンリ・ファーブル
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2005/11/25
  • メディア: 単行本

ファーブル昆虫記〈1〉 ふしぎなスカラベ

ファーブル昆虫記〈1〉 ふしぎなスカラベ

  • 作者: 奥本 大三郎
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1991/03
  • メディア: 単行本

 

博物学の巨人 アンリ・ファーブル

博物学の巨人 アンリ・ファーブル

  • 作者: 奥本 大三郎
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1999/11
  • メディア: 新書

奥本大三郎という人をご存知だろうか。昨日、NHKの「課外授業 ようこそ先輩」に出演していた。元来フランス文学者で大学の教授をしていたが、ファーブル昆虫記に魅せられ、大学を辞めて、ファーブル昆虫記の翻訳をするようになった(あまり正確ではないかもしれないが‥)。奥本大三郎訳の「ファーブル昆虫記」を何冊か出している。

実は、私は大学時代(関東にある某国立大学)、奥本先生のフランス語の講義を受けたことがある。当時、漫画家の黒鉄ヒロシに顔が似ているなあという印象だった。でも、鼻はすらっと高く、フランス語を話すところ(フランス語の先生だから当たり前だが)がとてもカッコよかった。

番組を見ると、先生は61歳とあった。年はとられているが、相変わらず、ダンディでカッコよかった。母校の貝塚市立北小学校に行って、子供たちに虫のことを教えるわけだ。

何を隠そう、私も小さい頃は、虫少年だった。昔の子供は皆虫が好きだった。西日本ではさすがにカブトムシはいなかったが、カミキリムシとか、とんぼとか、かまきりとか、バッタとか、キリギリスとか、何でも捕まえた。めずらしいところで、ハンミョウをつかまえたこともある。非常に美しい虫だ。アゲハ蝶やカイコは、幼虫から育てた。今の子供がムシキングに夢中になるのも、この虫好きの延長かもしれない。

さらに、虫好きから、「ファーブル昆虫記」も読んだ。子供には、長い本だったが、面白かった。「ドクトルまんぼう昆虫記」も読んだ。

番組の中で、子供たちは虫を観察しながら、いろんな新しい発見をしていく。子供たちは、虫を通して、何かを学んだはずだ。最後に、先生は子供たちに言う。「生物は生きていく中で大変なことをいっぱい経験する。君たちも、生物と一緒でこれからの人生の中で、嫌なことが沢山ある。でも、一方で好きなことがあれば、嫌なことも我慢できる。」

今度、先生の新しい「ファーブル昆虫記」が出る。先生は昆虫が好きで、自分の好きなことを精一杯やっている。すばらしい人生だと思う。


nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(1) 
共通テーマ:学校

nice! 2

コメント 2

mami

初めまして~♪
「ファーブル昆虫記」なんだか懐かしい響きです。
随分前に聞いた事があるような・・・
お越しいただきまして、ありがとうございます。m(_ _)m
by mami (2005-11-19 19:06) 

マイケル さん、こんばんは
「ファーブル昆虫記」とは、関係ないのですが、奥本大三郎つながりということで、TBさせていただきます。よろしくお願いいたします。
by (2005-12-01 22:38) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

京都の庭園日曜参観と文化祭 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。