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森美術館 ル・コルビュジエ展 [アート]

六本木ヒルズ森タワー53階の森美術館では、ル・コンビュジエ展が開催されていた。
あまり馴染みのない名前であるが、入場料の1500円に含まれているので、寄っていくことにした。

ル・コルビュジエ(1887-1965)はスイスで生まれ、フランスで主に活躍した建築家である。本名はシャルル=エドゥアール・ジャンヌレで、フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと共に近代建築の三大巨匠と呼ばれる。彼は建築家であるとともに、多くの絵画や彫刻の作品を残している。

展覧会の冒頭に、パリのアトリエを実寸大で再現した空間がある。ここで、ル・コルビュジエは毎日午前中は絵を描き、彫刻制作にいそしみ、午後になると建築の仕事のため事務所へ出かけたという。

会場では、沢山の絵や彫刻を展示すると同時に、集合住宅のマルセイユ・ユニテのメゾネットタイプ(2階建てアパートの内部)と彼の終の棲家で日本初公開となるカップ・マルタンの休暇小屋を再現している。

2007年はル・コルビュジエ生誕120周年となり、昨年には、彼が晩年まで手がけていたフィルミニー・ベールのサン・ピエール教会(フランス)が完成、また世界各地にあるル・コルビュジエの作品の数々をユネスコの世界遺産に登録しようという動きがフランスを中心に起こっているそうだ。


《赤いバイオリンのある静物》
1920年
100 x 81 cm
油彩、カンヴァス


《キャバノン(休暇小屋)》
1952/2006年 再制作


《女と雀》1957年
220 x 223cm タペストリー


《ロンシャンの礼拝堂(ロンシャン、フランス)》
1950年

私は、絵も建築も素人なので、よく分からない。絵はピカソの絵に似ているなと思った程度だ。

また、上野の国立西洋美術館は彼の作品だと知って、ついでに見ておくべきだったと後悔している。

(続く)


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コメント 6

Baldhead1010

絵画の善し悪しはよくわかりません^^
by Baldhead1010 (2007-06-25 06:11) 

ミモザ

ル・コルビュジエは聞いた事がない絵描きさんです。
面白い絵を描くのですね。絵はいろいろです。
こういうのを見ておくと後々、ためになると思います。
by ミモザ (2007-06-25 20:25) 

マイケル

Baldhead1010さん
私もよく知りませんでしたが、こういう建築家がいることを知って勉強になりました。
by マイケル (2007-06-25 21:16) 

マイケル

なっちのママさん
いい絵だと感じる感性が大事なんでしょうね。
by マイケル (2007-06-25 21:17) 

TOMO

コルビュジェは建築家として
有名だしチェアでも有名ですよね。
でも実は絵もすごく有名で
自宅で絵を描くのがとにかく好きだったとか。
by TOMO (2007-06-26 17:15) 

マイケル

TOMOさん
詳しいんですね。
尊敬します。
by マイケル (2007-06-26 21:14) 

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