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大阪天満宮の初詣② 合格祈願 [神社仏閣]

大阪天満宮の創始は、平安時代中期にさかのぼる。菅原道真は、延喜元年(901年1月25日)、藤原時平の策略により昌泰4年(901年)九州太宰府の太宰権帥に左遷されることになった。太宰府に向う途中、摂津中島の大将軍社に参詣した。2年後の延喜3年/903年2月25日にわずか59歳でその生涯を閉じることになる。その約50年後、天暦3年(949年)のある夜、大将軍社の前に突然七本の松が生え、夜毎にその梢は、金色の霊光を放ったと言われる。この不思議な出来事を聞いた村上天皇は、これを菅公に縁の奇端として、同地に勅命を以て鎮座した。

大将軍社は、その後摂社として祀られるようになったが、大阪天満宮では、現在でも、元日の歳旦祭の前に大将軍社にて「拂暁祭」というお祭りを行い、神事の中で「租」と言ういわゆる借地料をお納めする習わしになっている。

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参拝した後、合格のお守りを買うことにした。

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値段はと?と見ると、何と、3000円とある。神札、お守り、絵馬がセットになっているようだ。お守りだけはないかと探したが、なかった。しまり屋の家内も、こういうものは仕方がないと、しぶしぶ2人分の合格お守りセット計6000円を買うことにした。

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タグ:神社
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大阪天満宮の初詣① [神社仏閣]

明けましておめでとうございます。
旧年中はお世話になりました。
本年もよろしくお願いします。

いよいよ平成21年元日です。
今年は、3人の子供のうちの一番上が就職活動に入り、下2人はいずれも受験の年です。
家族にとっては、新年早々ストレスが続く年になりそうです。

昨年末の世界的な金融危機で、今年の経済情勢はかなり厳しそうです。
仕事にもかなり影響が出そうです。
昨年から経済関係の本はいろいろ読んでいますが、先行き見通しは全くわかりません。

くよくよしていても始まらないので、早速初詣に行くことにしました。
受験生2人を抱えているので、学問の神様、天神さんにお参りに行くことにしました。
大宰府は遠すぎるので、北野にしようかと思ったのですが、やはり近くの神様の方がいいということになりまして、大阪は天満にある大阪天満宮に行くことにしました。

地下鉄の南森町の駅を歩いて行くと、さすがに正月だけあって、商店街も人で溢れかえっています。

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天神橋筋商店街

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タグ:神社
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百済寺② 天下遠望の名園 [神社仏閣]

納経所で納経帳に朱印をもらっていると、年配の女性に「紅葉には早かったですね」と声をかけられた。「そうですね」と返事をしたものの、後で百済寺が紅葉の名所だと知った。

紅葉の見頃は、インターネットで調べており、まだ早いとは認識しており、紅葉は期待していなかったものの、百済寺が近畿でも一二を争う紅葉の名所というところまでは知らなかった。「日本の紅葉百選」「近畿の五大紅葉名所」に選ばれている。また、百済寺は、新設立の「神仏霊場会 第141番」のお寺となっている。これも知らなかった。

百済寺の本坊は喜見院という。本坊庭園は、東の山を借景に山腹を利用し、大きな池と変化に富む巨岩を配した豪華な池泉廻遊式ならびに観賞式の庭園である。すでに夕方5時を過ぎており、辺りは薄暗くなっていたが、カメラの力で庭園の素晴らしさがわかる。出来れば、もう少し明るい時間帯に行けばよかったと後悔している。

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本坊の建物は、昭和15年に仁王門側から移転改築されたもの。

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タグ:お寺 庭園
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百済寺① 本堂 [神社仏閣]

お寺が一番多い都道府県はどこか?

おそらく、京都という答えが返ってくるだろうが。

答えは、滋賀県である。

このことを知ったのは、五木寛之の「百寺巡礼」という本だったと思う。


五木寛之の百寺巡礼 ガイド版〈第4巻〉滋賀・東海 (TRAVEL GUIDEBOOK)

五木寛之の百寺巡礼 ガイド版〈第4巻〉滋賀・東海 (TRAVEL GUIDEBOOK)

  • 作者: 五木 寛之
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/04
  • メディア: 単行本



百寺巡礼〈第4巻〉滋賀・東海

百寺巡礼〈第4巻〉滋賀・東海

  • 作者: 五木 寛之
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/04
  • メディア: 単行本



五木寛之の百寺巡礼 第4巻[DVD] (4)

五木寛之の百寺巡礼 第4巻[DVD] (4)

  • 作者: 五木 寛之
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/07
  • メディア: 単行本



百済寺に行ってみたいと思ったのは、この本を読んだからだ。長い間行きたいと思いながら、今まで来れなかった。

長浜に来たついでに、是非寄りたいと思ったのだが、百済寺についたのは、ちょうど4時半だった。

百済寺山門.jpg

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タグ:お寺
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観音正寺 [神社仏閣]

次の目的地は、観音寺城跡である。これも日本100名城の一つである。城跡であるのが、残念である。

まずは、観音正寺を目指す。観音寺城跡は、観音正寺のさらに山奥に位置しているのであるが、地図の上ではよく分からない。

実は、観音正寺は以前一度訪れている。西国三十三か所巡りをしている時、32番札所として、訪れているのだ。

観音正寺は、標高433メートルの繖山の山頂近くに位置する。山道をどんどん車で登っていくと、途中から有料道路になっている。お爺さんとお婆さんが2人いて、通行料を徴収している。道路が閉まるのが、4時半で、もうすぐ4時という時間だ。道路を登っていくと、駐車場があり、そこからさらに300段程石段を登っていく。お爺さんがしきりに大丈夫かと聞く。何が大丈夫か分からないが、とにかく大丈夫だと答える。後で考えると、石段を登る体力があるかということと、ゲートの閉まる時間まで帰って来れるかという意味らしい。後者については、5時位までに帰ってくればいいと安易に考え、今更引返す分けにも行かず、とにかく先に進む。

しかし、石段は思ったより、きつかったが、漸く観音正寺までは辿り着いた。

確か以前来たときは、本堂が火事で燃えて、建替え中だったように記憶している。

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山門はなく、代わりに仁王像だけ二体立っている。

仁王像.jpg
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安土城跡⑤ 摠見寺 [神社仏閣]

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天主台を後にして、今度は下りであるが、下りは摠見寺跡を見て帰ることにした。

来た道をそのまま帰らず、途中で右に曲がる。真っ直ぐ進むと、三重塔が見えてくる。

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三重塔
三重塔の手前が本堂の跡である。

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本堂跡

本堂跡からは、琵琶湖の湖面を眺めることが出来る。

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タグ:お寺
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嵯峨野散歩③ 大沢池 [神社仏閣]

大覚寺の東側に大沢池がある。大沢池は、周囲約1kmの日本最古の人工の林泉で、嵯峨天皇が離宮嵯峨院の造営にあたって、中国の洞庭湖を模して造られたところから、庭湖とも呼ばれる。池中には天神島・菊ケ島と庭湖石があり、池のほとりには、茶室望雲亭、心経宝塔、石仏、名古曽の滝址があり、国指定の名勝地になっている 。


大沢池.jpg
大沢池

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これは何かの儀式?
雨乞いの儀式かも。

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タグ:京都
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嵯峨野散歩② 大覚寺 [神社仏閣]

大覚寺は、山号を嵯峨山と称する真言宗大覚寺派大本山の寺院である。本尊は不動明王を中心とする五大明王、開基は嵯峨天皇である。嵯峨天皇の離宮を寺に改めた皇室ゆかりの寺院である。また、後宇多法皇がここで院政を行うなど、日本の政治史に深い関わりをもつ。また、嵯峨天皇に始まるという華道嵯峨御流を今に伝える寺でもある。

何度も京都に足を運んだが、大覚寺を訪れるのは初めてである。桜の頃来れば、良かったのだろうが。


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表門
何でもない門であるが、これでも江戸時代初期の建築である。木造切妻造本瓦葺。門全体を素木造りとし、屋根は切妻造りの四脚門。屋根には鬼瓦を配している。

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式台玄関
東福門院の女御御所、長局の一部と推定される。また玄関の部屋は「松の間」とよばれ、正面北側の広大な2面の壁貼付を中心として、西側の襖6面、東側襖4面にわたって豪華な金碧画の「松に山鳥図」が描かれている。寺伝では狩野永徳筆とされている。

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嵯峨野散歩① 嵐山から清涼寺 [神社仏閣]

遅ればせながらの夏休みをとった。お盆も過ぎており、皆仕事で一人だけ休みのようで、何か後ろめたいような気がする。子どもたちは、夏休みだが、塾やクラブで家にいないことが多い。手持無沙汰で京都に出かけることにした。しかし、暑い最中特に見るものもないのだが、今まで行ったことのない大覚寺を訪れることにした。ついでに嵯峨野で行ったことのないところがあれば寄ろうと思った。

いつもの通り阪急京都線の梅田駅で乗り、嵐山駅で降りる。渡月橋を見ながら、ベンチに座り、コンビニで買った弁当を食べる。夏休みであり、さすが京都でもあり、人出はそこそこであるが、春や秋のシーズンと比べると寂しい。


渡月橋.jpg
渡月橋

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嵐山

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タグ:京都 お寺
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神戸北野散歩⑤ 港が見える丘 神戸北野天満神社 [神社仏閣]

うろこの家から再び風見鶏の館の辺りまで戻って来る。
ちょうど同じ通りに、北野天満神社というのがあった。京都の北野天満宮に名前がよく似ている。由緒ありそうな神社だ。

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北野天満神社は、学問の神様で親しまれている菅原道真公をお祀りする神社である。
治承4年(西暦1180年)の6月、平清盛公が、京都から神戸に都を移し、「福原の都」をつくるに当たって禁裡守護、鬼門鎮護の神として、京都北野天満宮を勧請して祀られたという古い歴史をもっている。

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狛犬

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タグ: 狛犬 神社
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